相変わらず「なんかすご過ぎて(乗り手が)無理」な部分は多々ありますが、バイク自体は問題なしです。
ネットで聞く、クーラントの漏れもなく、お盆休みの猛暑の真昼間に延々10数キロ続く渋滞の中に囚われていてもオーバーヒートもなし。
1000kmも走れば、少しはねじの緩みとかシール類からのオイル滲みとかがあるかと思っていたのですが、昨日洗車した時には何も見つかっていません。
何度か「組み立ての時にできた傷を油性マジックで下手くそにタッチアップしてあった」というネットのレビューを見たのですが、私の車体の場合は傷がなかなか上手にペイントで補修してありパッと見ではわからないです。多分、何年も作っているうちに傷とか仕上げに対する意識が変わってきたんでしょうね・・・。
でも、遠慮のかけらもないペンチェック(ネジを締めた時に作業者が確認の意味で付けるマーク)がでかでかと付いてたりします。
(ペンチェックしてあるところは結構沢山見つかります。正直言って「締めたかどうかわからない」または「思いっきり締めただけ」よりは100倍安心です)
中華クロスカブは車体の右側と左側でネジの締め付け力が全然違いましたもんねぇ・・・
1000km走って、最初の頃に感じていた「反応がクイック過ぎて乗り辛い感じ」「軽快だが腰高で不安定な感じ」はずいぶんマシになりました。
人間が慣れてきたのもありますが、サスペンションに当たりがついて動きが良くなってきた事が大きいと思います。
コーナリング時も少し落ち着きが出てきました。車体を傾けた所で後輪にパワーをかけてやったらもっとしっかりと安定して曲がれるんでしょうけど、ちょっとまだ怖いです(^^;
「4000回転以下に落とすとガク付いて乗りにくい」というのも少しはマシになった気がします。
でも、やっぱり、振動も少なく安定して走れるのは5000回転前後ですね。「ネオクラシック風」シングルでは「盛り上がり」の回転域もオフ車系のエンジンにとってはジョギング程度なのでしょうか。
慣らしが終わって7000回転以上も回してみましたが、むちゃくちゃ速いです。パワーの乗ったパルスが「かかかかか」と連発で押し寄せてくるのでかなり荒っぽいです(往年の2ストレプリカに近いかも?)。
ポジションはハンドルが近くて低くて楽です。肩に力が入るとついつい上から押さえつけてしまいますので気を付けるようにしています。
トップブリッジもメーターの取り付け場所も低く、(カウルもないので)跨ってみると視界を遮るようなものは何もありません。とても、とても、開放的!!
(景色の良い処で写真を撮ってくる予定)
シートはまだノーマルのままですが、250kmの連続走行ではお尻が痛くなるような事はありません。硬いシートなのにとても良くできています。
足つきの方は私の身長は163cmでかなり足が短いのですが、両足がちゃんとついて全く問題ありません(重いのでサスが沈んではいます)。片足しかつかなくてもバイクが軽いので平気で取り回しできると思います。
シングルということで気になる振動なのですが、「ちゃんと回転を上げていれば」気にならない程度です。回転が下がってしまうとアクセルのオンオフでギクシャクしたり、不意のエンブレがかかって手が疲れたりするので良いことあまりないように思います。
排気音は結構大きいです。煩いor勇ましい、どちらの表現が合っているのでしょうか?巡行している時などはちょっとストレスだったりします。
山道で車の後ろに付いた時なんかは、アクセルを閉じた時の「ぼんぼん」という音が大きく響いて煽ってるみたいでかなり気の毒だったりもします。
積載性はかなり悪いので、最初に思ったことは「キャリアかタンクバッグが欲しい」でした。キャリアを付けると重くでっかくなるし、タンクバッグを付ける方が手軽で良いけれどタンクカバーがプラスティックなのでバッグ選びが大変そうです。
ちょっと悩んだのですが、キャリアを付けてその上にケースを付ける予定でいます。
まとめです
とにかく軽くて気楽で開放的なバイクなので、日帰りツーリングや半日程度のチョイノリには最高のお供です。
「ゆったりと」とか「のんびりと」というのは多分、苦手。単気筒でイメージされやすい「どこどこ」感とか優雅さとかを求めると期待外れかな?と思います。
私と同じように「重くてパワフルすぎるリッターバイクは乗れなさそう」とか「猫がいるので泊りのツーリングは無理」とか「バイクにリターンしたばかりで高いバイクはちょっとな~」とかいう人には本当に良いと思います(調べた限りでは維持費も高くはないようです)。
250、390ともにかなりキャラクターが建っているバイクだと思うのでぜひぜひ試乗してみてください!
(追伸 オイル交換+エレメント交換で4500円でした。)
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