2016年8月13日土曜日

KTM DUKE390 がやってきました(とりあえず200kmほど走ってきました 編)。

 「こんなすごいの乗れるのかな~」と不安な一夜を過ごした後、とりあえず200kmほど走ってきました。

 本日も快晴。暑いです。

 ラジエーターのファンも全開(でも、クーラントは吹き出しませんでした)。
 Dukeですが、Webで色々な方のお話を読んでいると色々なトラブルの話題に出会います。
 実際にお店の人に聞いてみたところ、「発売して5年の間に大体のトラブルは対策されました」とのこと(初期のユーザーの方々には「感謝」の一言です・・・)。
 いつも「新型」という言葉に惹かれたり、「もう少しで新型が出るから」と待ってみたりするのですが、この手のバイクは何年か待ってから買う方が良いのかもしれませんね。



 とりあえず、琵琶湖を半周。
 連休だからか渋滞の多い、バイクには可哀想な一日となってしまいました。


 昨日のインプレでも書いたように、390がツーリングに向くかはちょっと「?」です。
 下道を法定速度で走っていると、滅多に5速には入りません。無理して5速に入れても3000回転より落ちると「すこん!」とエンストしますし、加速する時に「ぼこぼこ」とエンジンが苦しそうに喘ぐので少々可哀想。
 逆に「ちょっと音が気忙しいけど、いいや!」と4速のまま60km/hで巡行すると振動も少ないし、少々周囲の車の流れが速くなってもちょっとアクセルを開けるだけで付いて行けるのですごく楽。
 低速が無いだけで決してピーキーなエンジン特性ではないので、車の流れについて行くのはそんなに苦手な風ではないです。ただ、回転を落としてしまうと途端にギクシャクするのでそれは気を付けないといけないようです。
 回転数をある程度キープしている状態だと、排気音が小さい250の方が楽かな~。


 ちょっと車が途切れたり、前が空いたりするした時にアクセルを開けてやると「たたたたたた」とぐんぐん車速が伸びていくのは高回転型シングルならではの楽しさです。
 私の場合、「これが好きでシングル乗ってます!」と言っても過言じゃないかも?
 この「たたたたた」と地面を蹴飛ばして加速する感はたぶん350ccとかちょっと大きめのシングルならではの物かな?とか思います。
 昔乗ってたスズキのグース350にとても似ていますね(Dukeの方がはるかにパワフルですが)。シングルのBMW F650GSも似たような感じでしたが、もっとマイルドだったように思います。

 今日は渋滞に捕まっている時間が長かったのですが、バイクが軽いのでものすごく楽でした。
 アクセルもクラッチもブレーキもとても軽いです。
 ちょっと前が空いた時に「すっ」と加速したり、活き活きと曲がったりする時の感覚はほどほどのパワーと軽い車体の賜物なんでしょうね・・・。


 途中、山道にも入ったのですが、乗り手が「がたがた」過ぎてちょっとインプレにはならないです(すみません)。
 バイクは、たぶん、すごく良いと思うのです・・・。
こういうゲージがタイヤに刻まれていたりします。すごいプレッシャー・・・

ポジションはハンドルが近いのですごく楽ですね。実際に跨ってみると写真で見るよりもずっとコンパクトです(ぜひ、一度試乗を!)。
 身長163cmですが、ほぼ直立、オフロードみたいなゆったりポジションで肩、腰手首が痛くなるようなことは全然ありません。
 シートも硬いのですが、200km6時間程度の日帰りではお尻が痛くなることもなく(でも、エルゴシート注文しちゃってますけど)。

 KTMのWebサイトのキャッチコピーじゃないけれど、「ちょいとそこまで、ひょいと乗る気になれる」バイクです。
 「速く走る」とか「きれいに曲がる」とか「あそこまで行ってみる」とか「格好良く決める」とかじゃなく、目的を決めずに「休みの日にちょっと楽しく」乗るには丁度良いバイクだと思います!!。




 すごくはないけど、楽しいですもん!
 

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